皮膚科の梶浦先生が難病のALSを発症しながらも遠隔操作で診療を続けいくコラムの挿絵です。

先生は自分の力では呼吸することができないため、人工呼吸器を装着しています。また、体はまったく動かすことができず、声も出せません。目と口がわずかに動かせる程度です。

先生曰く「それだけ動かせれば、できることは山ほどあります!」

と家族やスタッフの協力を得ながら日々のこと、病気を受け入れて前に進んでいくというコラムでした。

毎回原稿が届くたびにALSという難病の現実が理解し難い気持ちと、自分だっていつ発症するかわからないということもまた現実なんだと噛み締めながら、編集さんとラフをやりとりをして進めた仕事です。

製薬企業のマルホ様会員向けサイトなので一般公開はしていませんが、イラストの一部をアップします。

先日、約半年間の連載が終わりました。ありがとうございました。

<ALSとは>

筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は、筋肉を動かす運動神経が選択的に障害され、徐々に全身の筋肉が動かせなくなっていく、進行性の神経疾患です。

最近では「ニャンちゅう」の声優さんの津久井教生さんが病気を公表してSNSで発信もしています。